XDCAMTM/XAVCTM Format Check Tool 〜 ライセンスの取得登録方法 〜
本書は XDCAM/XAVC Format Check Tool (PWA-MC1, 以下 FCT) をご使用いただくための手順を解説します。
© 2018 Sony Imaging Products & Solutions, Inc. ; version 1.100 2018.08.17
事前の手続き
- FCT (PWA-MC1) をインストールする
※ インストール、および ライセンスの登録・更新は、管理者権限がある状態で実行してください。
トライアルとして7日間の制限付きでご使用いただけますが、その後は有償ライセンスが必要になります。
以下の手続きでライセンスを取得して登録してください。
- 専用のウェブサイト「eCSite」のユーザ登録をする
※ すでに eCSite にユーザ登録されている場合は、この手続きは不要です。
ウェブサイト 「eCSite」 (https://web.ecspert.sony.biz/)
に入り、画面の指示に従ってユーザ登録を行ってください。
- 画面右下の [ユーザ登録] を選択します。
- Eメールアドレスとパスワードを入力し、[登録] をクリックします。
- 登録したEメールアドレスに ユーザID と AccessCode を含む承認メールが届きます。
承認メールが届くまで時間がかかる場合があります。
登録された ユーザID と AccessCode は大切に保管してください。
- 承認メールにあるリンクをクリックします
ユーザ登録が完了し、ユーザID、パスワード と AccessCode が登録されます。
それらを使って eCSite に ログインできるようになります。
- 購入キーを入手する
ご購入につきましては、営業担当にお問い合わせのうえご発注ください。
- 通常ライセンス (1年間有効) のモデル名 (型番) は 「PWAL-MC1Y」 です。
- 拡張ライセンス (1年間有効) のモデル名 (型番) は 「PWAL-MC1X」 です。
※ XAVC-L422 QFHD ファイルのご評価 (4K-Deck mode) には PWAL-MC1X が必要です。
- 手続きが完了しますと 「ソフトウェア購入キー通知書」(PDF) が送付されます。
※ PDFファイル は大切に保管してください。
ライセンスの種類は購入時に決定され、その後は選択できません。 以下は共通で、通常ライセンスも拡張ライセンスも同じ手順となります。
ライセンスキーの取得と登録
- 事前の手続きでご準備いただきました eCSite ユーザID、AccessCode と、ご購入の「ソフトウェア購入キー通知書」をお手元にご準備願います。
- 「eCSite」 (https://web.ecspert.sony.biz/) にアクセスし、
登録された ユーザID と パスワード を入力し、[ログイン] をクリックします
※ FCT を使用するマシンでなくても eCSite の手続きが行えますが、IDやキーの転記ミスには充分ご注意ください。
- 画面の指示に従い、登録された数字 AccessCode を入力し、[ログイン] をクリックします
- 画面左の「キー発行」>「インストールキー」を選択します
- 「購入キー」を入力して、[検索] をクリックします
- 購入キーは「ソフトウェア購入キー通知書」に記載されている英数字です。
(例) E1V5-IFJ9-CFH0-J8J0
※ ご使用済みの購入キーは使うことができませんので、ご注意ください。
- 画面に表示されたモデル名(型番)を確認し、行の左端にあるアイコン [>] をクリックします
- 画面に表示された購入キーを確認し、行の左端にあるアイコン [>] をクリックします
- 表示された一番下の行の右端にある [インストールキー発行] をクリックします
- 必要事項を入力します
- 「発行数」は「1」のままにしてください。
- 「機器固有ID」は、FCT の「ライセンス」ダイアログから転記します。
- ライセンス切れの場合、および期限が迫っている場合は、FCT 起動時にダイアログが表示されます。
- 起動時に表示されない場合、「メニュー」>「ヘルプ」>「ライセンス」により表示することができます。
- 使用開始日をダイアログ上のカレンダーにより選択することで「ライセンス発行ID」が確定します。
ライセンス期間は 選択した使用開始日から 366日間になります。
デフォルトで表示される日付は、推奨日 (期限の切れる翌日) です。
ご指定の日付が 過去や遠い未来である場合、念のためにメッセージ表示があります。
- 「ライセンス発行ID」に表示される文字列が eCSite の「機器固有ID」に相当します。
(例) 0B2BD227FC20180726(18文字)
- 「ユーザ名の印字」の入力は任意です。入力内容が インストールキー通知書 (後述) に記載されます。
- 「PDF 表示言語」でお好みの言語を選択します。
- 画面右下の [インストールキー作成] をクリックします
- 入力内容が正しいことを再度確認したうえで、ポップアップの [OK] をクリックします
- 修正が必要な場合は [キャンセル] をクリックしてください。
- [OK] をクリックすると インストールキーが発行され、購入キーは使用済みになります。
※ 「機器固有ID」の機器情報や文字数などはチェックされず、誤りがあっても警告されませんので ご注意ください。
- 画面下の [インストールキー(PDF)] をクリックします
- [インストールキー(TEXT)] をクリックした場合は、キーだけ記載されたテキストファイルになります。
- キーが書かれたファイル 「インストールキー通知書」(PDF) がダウンロードされます
- インストールキー通知書に書かれた インストールキー が FCT の ラインセンスキー に相当します。
(例) J5uaPiYNxxVVJcdQ7thRXnWH6YCxt0FMNmEza0Sp6elsSzSL3Qxhessmj/jpCc9X8ZT9T6lHM9tVwbZW9tn8bQ==20f0
※ PDFファイル は大切に保管してください。
- FCT の「ライセンス」ダイアログの「ライセンスキー」に取得したキーを入力して、[決定] をクリックします
- 正しく登録されますと、ダイアログに表示されるライセンス期限が更新されます。
- 上記の入力内容に誤りがあると、そのライセンスキーは拒絶されます。
※ 発行済みのキーは修正不能で、購入キーは使用済みになりますので、営業担当にご相談ください。
補足
- 拡張ライセンスと通常ライセンス
- 有効期間の重複した拡張ライセンスと通常ライセンスが登録されていると、拡張ライセンスから優先的に適用されます。
たとえば、通常ライセンス期間中に拡張ライセンスを登録すると、拡張ライセンスが その指定開始日から適用されます。
その時に適用中だった通常ライセンスは 残りの日数が留保され、拡張ライセンスが切れた後に適用されます。
- 7日間のトライアルは、通常ライセンス相当の機能であり、拡張ライセンスを登録すると その開始日で打ち切られます。
- 適用中のライセンスの種類は、FCT の「ライセンス」ダイアログの上端のメッセージから読み取れます。
そのメッセージにおいて、通常ライセンスは単に ライセンス と表される場合があります。
- 通常ライセンスの適用中は、「判定条件設定」ダイアログの「Deck」ラジオボタンは選択できません。
- 複数年ライセンス
- 予め必要な年数分の購入キーをお求めください。
- 前述の手順を繰り返すことで複数年のライセンスが登録できます。
登録の度にライセンス開始の推奨日が更新され、その日付を選ぶことでライセンス期間が連続にできます。
推奨日が、ご希望のライセンス (通常か拡張か) のものと異なる場合は、カレンダーで設定してください。
- 期間が連続しない場合は登録ができません。登録可能な日になるまで、キーは大切に保管してください。
- 期間が重なるキーを作ってしまっても、全て登録すれば、合算した期間ご使用いただける場合があります。
- Version 1.0.0 の旧ライセンスキー
- 旧バージョンの FCT をご使用の場合、本バージョンをインストールするだけで引き続きご使用いただけます。
- 前述の手順で取得した新方式のライセンスキーを追加登録することも可能で、ライセンス期間は合算されます。
- OSの更新/再インストール
- 通常、ライセンスは引き継がれますが、バックアップ情報を使った復元処理を実行する場合があります。
復元が必要な場合、更新後の最初の FCT 起動時に実行され、その際、一瞬だけポップアップが表示されます。
その復元が成功しなかった場合は、管理者権限による FCT 起動をお試しください。
- 復元のための情報も消えてしまった場合は、ライセンスキーを登録し直すことで、再びご使用いただけます。
その際、期間の重複した複数のライセンスキーをお持ちでしたら、全てのキーを登録してください。
- ライセンスキーの紛失
- 上記のようなライセンスキーの再登録に際し、通知書を紛失された場合、eCSite で再発行することができます。
- eCSite にログインし、「インストールキーの再発行」を選び、画面の指示に従って申請してください。
「インストールキー通知書」が再発行されますので、キーを「ライセンス」ダイアログから入力してください。
- マシンの破損
- ライセンスキーは 機器固有ID を含むため、ほかのマシンで使用することができません。
- ライセンス期間を残したまま ご登録のマシンが修理不能になった場合は、営業担当にご相談ください。
お問い合わせ
問題があった場合は、営業担当もしくは下記サイトにお問い合わせください。
ソニービジネスソリューション http://www.sonybsc.com